富士見の気象 2005/8/23更新
平均気温がだんだんと高くなっているように見える当地ですが、今回、統計ふじみにある富士見市の気象(資料:入間東部地区消防組合)の2004年のデータを入れて、また少し分析してみました。
2003年は冷夏もあって、平均気温は下がりましたが、2004年は、再び平均気温が16℃を超え、前5年平均を見ても、当地の平均気温は、上昇傾向にある、といってよいと思います。
近隣のさいたま(さいたま市内の富士見市との境にある、荒川沿いにある観測点)、越谷、所沢も、同じような動きでさいたまでは、15.8℃、越谷では16.2℃、所沢では、15.4℃を記録し、3箇所とも過去20年で最高となる平均気温となりました。20年の平均気温の推移を見ますと、やはり上昇傾向があるように見えます 。
当地は、以前は越谷の平均気温の推移に近いようにも見えましたが、1998年から、急に平均気温が上昇し、越谷の平均気温+1.0℃前後になっていました。しかし、2004年は同じ平均気温となりました。当初は、ふじみ野開発と関係がありそうな気がしましたが、それだけではなく、複数の理由が絡んでいるように思います。
こちらに、富士見、越谷、さいたま、所沢の4地点の平均気温の推移をグラフにしてみました。線形近似直線も引いてみました。
これによると、さいたまと越谷は、同じような温暖化傾向、越谷はやや上昇度が高い程度なのですが、富士見市の上昇度合いの高さが突出し、またほか3地区との上昇傾向が違う、ということが良くわかります。
20年前は、埼玉県南部の4地域は、平均気温が西から東に順番に高くなっていましたが、最近は、富士見市だけが突出して高い平均気温という傾向になっています。他の傾向ですが、前5年平均推移をみると、総降水量、平均湿度、最高気温値、最低気温値などの上昇傾向が見られることから、当地は高温多湿化傾向(特に夏、冬は温暖傾向)にあるということがいえそうです。
風速は平均、最大風速共に低下傾向が続いているようです。当地では風速も低下し、気温が高くなり、かつふじみ野駅周辺は、開発が進んできていますから、夏の暑さもより厳しく感じることになりそうです。
2005年は、7/18に梅雨明け宣言が出されたものの、その後は蒸し暑いながらも、好天が長続きしない感じです。今年は、平均的には、どのような気象になるでしょうか。
(c)たけたけ 2003_2005
(2005/8/23)